先月は堅調な雇用の回復を見せたアメリカですが、新型コロナウイルス第2波の懸念が残るなかで注目の指標となりました。
世界経済の中心でもあるアメリカでどのくらいの経済状態にあるのか市場関係者の注目が集まっています。
予想よりは悪化も・・・

先月の雇用統計は予想以上の好結果として市場にポジティブなインパクトを残しましたが、今月は予想が300万人のプラスでしたが結果としては236万人と予想よりはかなり下回る結果となりました。
これは経済再開に天秤が傾いた状態のアメリカですが、ややその流れの勢いが弱まったとも言えます。
この流れをアメリカ国民がおおむね賛成しており、流れが大きく変わることは考えにくいです。しかし為替市場の動きとしては指標の数字ほど動いていません。
ここまでの為替市場の動きとしてはとにかくドルが強い相場でした。その影響が色濃く残っています。
ドルが人気の理由としては新型コロナウイルスの第2波の懸念が強まっている影響で「有事のドル買い」が発動している状態でした。
今回の雇用統計によってややその動きは弱まりましたが、結局はそれを押し返すほどの材料にはならないというのが市場の雰囲気です。
今後の味方としてはドルが市場支配する流れがそのまま続くというのがメインシナリオとして考えるのが基本だと思います。
そのためアメリカの経済ニュースに注目するのはもちろんですが、これを押し返せそうな話題としてはユーロ圏の動きぐらいかなと感じています。
まとめ

今回の雇用統計は前回ほどのポジティブなインパクトを残すことはできませんでしたが、もともとの予想値が期待感から押し上げられていたのかなとも感じます。
その分市場としては織り込みがあったのかもしれません。
個人投資家としてはドルがつよい相場であることを基本に捉えるというは変わらないかなと思います。
あまり円高には進んでいませんが、多少は円高に進んでいるためここでドルを買って仕込むという選択肢もアリかなと感じられます。

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