今年の為替のテーマとしてはやはり新型コロナウイルスの影響というものからは逃れられない相場環境です。
日本は春に緊急事態宣言となりましたが、それ以降は感染爆発という状況はみられませんでしたが、東京などの大都市圏を中心に感染が広まりつつあります。
今回はそんな日本の状況と円相場を中心に考察していきます。
円相場の行方

日本でも感染が拡大してきています。
東京では1日500名の新規感染者を出すなど日に日に状況は厳しくなりつつあります。
春のような緊急事態宣言がもし出されたとしたら、現在新型コロナウイルスワクチンで熱をあげている相場に冷や水となることは間違いありません。
現状、ヨーロッパやアメリカなどの方が感染被害は深刻であるため、日本円にとっては追い風かもしれませんが、中央銀行である日本銀行が景気拡大政策においてはほぼすべての手を打っている状況があります。
つまりは市場へ与えるインパクトに欠けるのです。
そのため市場の主導権としてはアメリカやユーロに握られたままの展開が続いていましたが、ここからもそうなる見込みが強いです。
昔から「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」という言葉が有名なように、アメリカの動きというものは日本の円相場にとって非常に重要です。
日本の菅総理は為替に関して非常に敏感であると言われており、もしも円高方向へあまりにも動くようなら、口先介入や実際の買いオペを行う可能性だって秘めています。
バイデン新大統領がどういった為替政策を行ってくるのかは不透明な部分もありますが、新型コロナワクチンの成果が思うようでなかったときに円が買われるという展開もあり得そうです。
まとめ
日本の円に関しては自分でコントロールできる影響力が非常に少ないことが今の特徴といえるかもしれません。それだけに日本国内の事よりも海外の事をしっかりと見ていく必要がありそうです。日本の新型コロナ対策が後手後手に回るようならば為替相場としても波乱があるかもしれません。

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