FXトレードが非常に盛り上がるイベントとして「雇用統計」があります。
経済指標によって動くことが多いFX相場ですが、アメリカの雇用統計は最も注目される経済指標と言っても過言ではありません。
今回はアメリカの雇用統計とFXについて解説していきます。
世界中の金融関係者が注目するアメリカ雇用統計

アメリカの雇用統計は毎月第1金曜日の夜に公表されるもので、アメリカの労働省労働統計局が集計しています。
アメリカの経済状態を見る上で非常に重要な「雇用」を見ることが出来るのです。
雇用統計で発表される統計は全部で10数項目あり、データも膨大です。この中で特に注目されるのは、非農業部門雇用者数です。
非農業部門雇用者数は自営業や農業従事者を除いた、民間企業または政府機関に雇用されている就業者数を表しており、事業所の給与支払い帳簿を基に集計されています。
事前の予想と乖離している場合や新型コロナウイルス影響がどの程度経済ダメージを与えたのかなどを見る場合に非常に重要になるファクターです。

つまりアメリカの現状の景気状態を示すものであり、それに反応して為替相場が大きく動くということです。
為替が動く要因としては、この雇用統計を基にしてアメリカの中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)が政策金利を決める大きなファクターにしているからです。
例えばアメリカの雇用統計の数字があまりにも悪かった場合、景気が減速していると判断できるため政策金利は下がるだろうというような予想も立てられるのです。
為替相場が大きく動くパターンの典型的な例としては、事前の予想と結果が大きく乖離していた場合です。
事前予想は極端に言えばあくまでも雰囲気で予想していますので、そこに実体経済とのギャップがあった場合、このドルの価格は妥当なのか?という疑問が生じて一気にドルが売られたり、買われたりするということです。
FX初心者の方には雇用統計では大きく値が動く可能性があるので、大きなポジションを持つ場合は事前に決済しておくことおススメします。

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