南アフリカは鉱産資源に恵まれた国であり、最近の資源価格の上昇によって注目が集まる国の一つです。
ただ最近は南アフリカ国内の暴動や電力供給問題などバッドニュースがつづいています。
そんな南アフリカの経済指標は関心の高まるところです。
今回はイベントが迫ってきた南アフリカにフォーカスしていきます。
南アフリカの経済指標
南アフリカの大きなイベントとしてはやはり金融政策委員会での金融政策ですが、その前に10月消費者物価指数と9月小売売上高が発表されます。
世界的なエネルギー価格の高騰によってガソリン価格が高騰しており、かなり高い水準になるのではという見方も出てきています。
高い失業率の状況ではあるが、クガニャゴ総裁がインフレには利上げで対処することを言明していることから、市場の利上げ期待が高まるかもしれません。
ただ一方で小売りの売上高は伸びていない傾向が見られます。
前年が新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいたのにもかかわらず、小売りが伸びていないことを考えると、インフレ下の景気後退という経済サイクルが悪い方向へ動いているとも言えそうです。
そのほかには、格付け会社のムーディーズ社とスタンダード&プアーズ社が南アフリカ国債の格付けを発表する予定です。
この格付けに関しては、コモディティ価格の上昇によって税収自体は伸びていることから格付けが下がるという事はあまり予想されていないものの、経済状態の悪さからネガティブな格付けとなると市場の反応は大きなものとなりそうです。
まとめ
南アフリカについては、経済指標と利上げ観測によってこれまで以上に短期的には注目される通貨となりそうです。
利上げ観測が出ていることでもしそうならなかった場合でも、市場の反応は出てきそうです。
ランドはここのところボラティリティの大きな動きとなっており、トレーダーとしては短期的なトレードで利益を狙いたいところです。
長期的には南アフリカ国内の経済状態の改善を待ちたいところです。

LINE登録者限定でBO勝率インジや 便利系インジ配布していきます。 またFXのインジも今後作成していく予定です。 LINE登録者には利益になるよう考えていきます!!