現在のドル相場の最大の注目事項としてはアメリカ大統領選挙です。
トランプ氏とバイデン氏の選挙戦は熱を帯びてきており、かつての「ブッシュ氏VSゴア氏」の戦いの再来になるのではという見方もあります。
ドル相場としては動きにくい展開ですが、アメリカのリーダーが変わるかもしれないというビックイベントである種の為替の岐路となってきそうです。
苦戦のトランプ氏の逆転は?

アメリカの大統領選挙は州ごとの選挙人を獲得していく方式で行われる選挙です。
つまり投票数の過半数を取ったとしても、接戦州で勝利を重ねることができれば当選となります。
現状新型コロナウイルスに自身も感染するなど厳しい選挙戦となっているトランプ氏ですが、接戦州や選挙人が多い州で勝利することができれば再選への道も見えてきます。
アメリカ大統領の歴史として基本的には大統領が変われば、前大統領肝いりの政策はひっくり返されることがほとんどです。

そのためバイデン氏が当選となれば、冷え込んでいる中国との関係の改善や新型コロナウイルス対策に力を入れてくるものと思われます。
中国との関係が改善することは経済的は大きなメリットですが、それ以上アメリカの財政赤字の改善という大きな課題に取り組まなければなりません。
トランプ大統領はこの課題に対してパフォーマンス的な動きは見せてきましたが、根本的な課題解決とはなっていません。
市場の興味としては、「財政赤字を改善するために緊縮政策がとられるのでは?」という点に興味が注がれています。
もしもそうなればドルの動きとしては非常に強烈なトレンド入りするというシナリオも考えられます。
ただ市場の見方としてはバイデン氏が当選したら、どちらに向かうのかについては懐疑的です。
まとめ

現状トランプ大統領の苦戦が伝えられていますが、前回の大統領選挙でも国民を熱狂させるパフォーマンスで逆転勝利を収めたトランプ氏が「何かやってくるのではないか?」という期待感があります。
そのため為替相場としても次の大統領が決定されるまで動きの方向性としては定まらないのではという公算が高いです。
個人投資家としては方向性をしっかりと見極めて、トレンドに乗るというのがよさそうな局面です。

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