ファンダメンタルズ

トルコが金融引き締め示唆

トルコは金融的にはインフレという問題に悩まされています。

インフレは経済成長期に発生しやすい問題ですが、トルコで強権を握るエルドアン大統領が「イスラム金融」主義者で金利については下げ圧力が強く、それもあってインフレ問題が顕著になってきています。

しかしながらインフレを是正するために金融引き締めを示唆する声明を出しました。

今後のトルコリラをここまでの流れを振り返りながら考察していきます。

今回の会合では金利据え置き

トルコ中銀の金融政策決定会合が行われ、今回の会合では政策金利を17.00%に据え置きとなり市場の予想通りでした。

ひとまずは予想通りとなり市場は安心感が生まれています。

ここまでのトルコの政策金利政策としては11月7日に就任したアーバル中銀総裁は11月19日に10.25%から15.0%へ、12月24日には17.0%へ政策金利の引き上げを実行しました。

12月24日の中銀声明では「できる限り早期にインフレ見通しリスクを排除し、インフレ期待を抑えディスインフレプロセスを回復させるために強力な金融引き締めを導入した」とコメントし、そのまま金融引き締めへの意欲を見せています。

今回の会合でも「インフレと物価安定の恒久的な低下を示す強力な指標が出るまでは、長期にわたって断固として金融引き締めスタンスを維持」と話しており、インフレ是正へ金融引き締めへのコンセンサスを取っています。

ただエルドアン大統領が1月15日に「高金利はどこにも行きつかない。

本当の課題は利下げによりインフレを抑制することだ」と高金利状態への不満を述べており、トルコリラの記録的な暴落を警戒して利上げを容認した形ですが、心中としてはこれ以上の利上げについては拒否したい姿勢が表れています。

まとめ

今後のトルコの政策金利については金融引き締めを実施したいトルコ中銀と利下げを行いたいエルドアン大統領のせめぎ合いとなりそうです。

ただ市場の常識としてはインフレ状態となっているため金融引き締めを行うことが常識であり、それが政治的に阻害されるとなるとトルコリラの信用性が大きく低下し、暴落するというシナリオを一番警戒しています。


友だち追加

LINE登録者限定でBO勝率インジや
便利系インジ配布していきます。
またFXのインジも今後作成していく予定です。
LINE登録者には利益になるよう考えていきます!!