2020年はいよいよMT5に切り替わっていくってまことしやかに囁かれている今日この頃・・
本当かどうかはわからないけれど、ここらで一旦さらっとMT5を勉強しておきましょう☆
この記事ではMT4とMT5の違いや、メリットデメリットなど、MT5についてお伝えします。
なんでいまさらMT5なの?
ですよねw
私は投資の世界に足を踏み入れたのは2度目なのだけれど、以前からMT4を使ってました。
そして復活しても普通にMT4を使ってて、今までMT4で事足りてたのに、なぜ今さらMT5なのでしょう?
そもそもMT4/MT5は誰が何のために作ったの?
っというか、MT4はそもそもなんなのでしょう?
MT4とは【MetaTrader4(メタトレーダー4)】の略で、2000年に「MetaQuotesSoftware社(メタクオーツソフトウェア社)」というロシアの会社から開発・提供されているFX取引の為のプラットフォームです。
・・・なんのこっちゃ。
まぁ簡単に言うと、一般的によく見られているチャートがMT4というワケですネ。
(実は1年前にBO始めた時は、あのチャートがMT4というものとは知りませんでした(-_-;))
MT4が登場する前は、トレードツールは高額な費用を支払って使っていたのだけれど、MT4が登場して無料で使える事がスタンダードになりました。
ありがたい。。
で、無料で使えるからといって低能でもなく、使い方次第ではとても高性能なツールとして利用できます。
例えば、EAが使えたり、バックテストができたり、インジケーターが使えたり。
MQL4が書ければEAやインジケーターを自作することもできます。
デモトレードもできるので、リアルな取引を始める前に納得するまで練習もできますよネ☆
そして10年後の2010年、満を持して登場したのがMT5。
・・・え?MT5がリリースされて10年も経つのになんでまだこんなにMT4が主流なの?
はいーーーー、それです!
Windowsで言えば、このWin10の時代にXPとか使ってるイメージ(XPは最高です!)。
ここからはMT4とMT5の違いを絡めて、そのあたりをお伝えします。
MT4とMT5の違いは?
なんでこんなにMT5が使われてないんでしょうね?
MT4とMT5がどう違うかを比べてみましょう。
スピード
MT4はメモリをあまり使わないこともあり、それほど早いとは言えません。
その為、スペックが高くなくても使いやすくもありますよね。
ただ、重要指数発表時などはチャートがフリーズしてしまったり、そこじゃない!ってトコロでオーダーが入ってしまったり・・・
だけどMT5は使うメモリ量が多いため、スピードがとても速くいわゆるスキャルなどもトレードもMT4よりはやりやすくなっています。
その分ハイスペックなPCが必要に?と思いがちですが、2014年以降に作られたPCなら大丈夫。MT5がリリースされた当初はハイスペックなPCでないと動かせませんでしたが、最近のPCであれば問題ナシです☆
時間足の種類
MT4では【1分足/5分足/15分足/30分足/1時間足/4時間足/日足/週足/月足】の9種類だったものが
なななんと!
MT5では【1分足/2分足/3分足/4分足/5分足/6分足/12分足/15分足/20分足/30分足/1時間足/2時間足/3時間足/4時間足/6時間足/8時間足/12時間足/日足/週足/月足】の21種類に!

MT4より自由で、さらに細かい分析やロジック検証ができるようになってます。
気配値表示
MT5には【詳細】【プライスボード】のタブが追加になっています。

詳細:対象通貨ペアの買値/売値の当日の高値/安値などが表示
プライスボード:対象通貨ペアをワンクリックでオーダーが可能に!
データウィンドウ
これまでの情報に加え、【出来高】と【スプレッド】が追加されたので、リアルなトレードにより近い検証結果を得られやすくなりました。

板画面表示
取引業者によって対応してない場合もあるけれど、買い注文と売り注文のボリュームを価格毎に表示してくれます。
先物取引や株式ではよくある機能ですネ。
メタエディター
EAを自動的に作ってくれる機能が追加されています。
他にはデバッガーとプロファイラーが追加に。
コードに問題がある時に、これを使ってどこに問題があるか検証できるツール。MT4にもありますが、かなりヘボい・・・
プログラムを走らせたときに、どの関数を何回呼び出したか、そしてどれくらい時間がかかったかを計測するツール。
インジが重い・・・となった時に、どの関数にどれくらい負荷がかかっているかを確認できます。重さや速さを改善するのにめっちゃ役に立ちそう☆
ストラテジーテスター

今までの機能に比べ、カスタム指標の検証ができるようになってます。
他にはバックテスト機能にフォワードテスト機能が追加されています。
え?フォワードテスト?・・・結局バックテストじゃん?
まぁそうなんですケドね(^^;
MT4ではオーダーの遅延があったんだけれど、MT5ではそこも考慮したバックテストができるようになっているという意味のフォワードテストです。
またMT5ではマルチコアCPUやネット上のPCなどで並行して処理できるようになったことで、MT4では時間がかかっていたパラメータの最適化時間が短縮できるように。
クラウド上のリソースを使えば、これまではムリ?って思ってた細かいパラメータの最適化ができるようになっています。
メリットデメリットは?
てか、これだけ機能が追加されてて一見さらに高スペックになってるように見えるMT5。
なんでこんなにも使われてないのでしょう?
デメリット
- MT4で使われてきたカスタムインジケーターは、MT5では使えない
- MT4とMT5の互換性がない
え?
一般的に上位互換ができるというのが当たり前な事が多いですよね?
ブルーレイをこれまでのDVDで見ることはできなくても、これまでのDVDはブルーレイで見ることができる的な。
でも、MT4はMT4専用、MT5はMT5専用なのです。
どっちも見られないってなったら、そりゃみんな腰重なるわなってハナシです。
最近ではMT5に対応したインジケーターも配信されるようになってきましたけど、やはり直接お金が動くとなると、これまで使ってきたものが使えるならそのまま安心して使いたいですよネw
メリット
それでもやはり、機能面から見ると完全にMT5は圧勝です。
覚悟を決めてMT5に移行してしまえば、これまで以上に色々な検証が行えるため、人と違うポイントでの検証が可能になるかもしれませんよね。
そしてこれから始める方であれば、上記のことを頭に入れた上でMT5から始めるのも手。
コロナの影響でもしかしたら延期になるかもしれないけれど、AL3期ではMT5になるとも言ってたし、時代は(やっと)MT5に移っていくのカモしれません。
私も遅ればせながらですがMT5の勉強を始めたので、これからはMT5についてもお伝えしていこうと思います。

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