市場の大きな現在のテーマとしては新型コロナウイルスのオミクロン株という変異株関連です。
オミクロン株は南アフリカなどの国で感染が確認され、各国はその感染力を考慮し水際対策を強化しています。
今回はオミクロン株関連ニュースとそれに付随する為替相場の動きにフォーカスしていきます。
オミクロン株の不安は募るが・・・
オミクロン株は感染をつかさどるスパイクたんぱく質の変異が見られるコロナウイルスの変異株で感染力が非常に高いのではされるものです。
現在コロナ対策としてはワクチンの普及ですが、製薬会社のファイザーはオミクロン株に対するワクチンの効果についてあと2週間程度で判明するとしています。
ただワクチン効果が著しく低下するとは考えていない、と楽観視している面も見られます。
オミクロン株については世界の各国で少人数ではあるが感染拡大が伝わっており、まだ感染拡大中の段階ですが争点はワクチンの効果になりそうです。
ワクチンについては不透明な部分がありますが、コロナウイルスの影響をいやというほど味わっているだけに感染爆発といった状況になるのかという意見もあります。
ドル円は112円台後半での取引される展開となりました。アメリカの10年債利回りは1.45%台まで上昇したあと、一時1.42%台まで低下しています。
ユーロ円は128.20台へと小高く推移したあと、やや売りに押されて128円割れ水準へと小反落しています。
経済指標としてはユーロ圏で失業率は7.3%に低下、ユーロ圏生産者物価指数は前年比+21.9%の高い数字でしたが反応は見られませんでした。
まとめ
オミクロン株についてはニュースが錯綜していますが、市場としてはファーストインパクトを乗り越えて、落ち着き始めています。
トレーダーとしてはオミクロン株関連ニュースに関してはチェックする必要がありますが、それで経済指標のインパクトが弱まるようであれば、経済指標を基にした長期シナリオを練るのも良いタイミングだと思います。
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