イギリスでは、コロナ規制撤廃し経済再開のアクセルを吹かしている状況です。
そういった意味で、金融の正常化を早めるのではという見方が広まっています。
イギリスではインフレ懸念が強まっており、イングランド銀行がどういった舵取りを行うのか注目されます。
今回はイギリスの金融政策についてフォーカスしていきます。
早期の刺激策終了か?
イギリスは昨年の新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態対応シフトとして金融緩和政策を行ってきました。
その結果として市場はコロナウイルスの影響を乗り越えつつあるという状況になりつつあります。
市民生活としてもコロナウイルスの感染拡大は懸念材料としてはありますが日常を取り戻してきています。
先日8月のイギリス公的部門純借入額(除銀行)が発表され、借入額は205億ポンドと予想を上回っていました。
しかし、イギリス予算責任局(OBR)の見通しである216億ポンドは下回っており、8月の数字は、財政状態がOBRが3月に示した見通しほどは悪くないことを示しています。
とはいえジョンソン政権はこの秋にも、財政的な負荷からこれまで経済刺激策の縮小を行う見通しが強くなってきています。
10月下旬にスナク財務相が秋の予算演説を行う予定ですが、ここでの終了宣言が見通されています。
イギリスはヨーロッパの中では最もコロナウイルスの影響を受けた国であり、最も早くコロナ規制の完全撤廃を行った国でもあります。そういった意味では日本の将来的な姿としては近いものになると思われます。
まとめ
ポンド市場ですが、どちらかというとポンドらしい激しい相場が続いています。
現状ではファンダメンタル的な要因というよりもテクニカル的に動いているように感じられます。
トレーダーとしてはコロナショック以前のポンド市場が戻ってきたという感覚が近いかもしれません。
ただ財政面からの経済政策には注目していきたいところです。
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