アフターコロナで存在感を放つ国としてオーストラリアが挙げられます。
国内的な経済指標でもよい数字が出てきており、経済的な回復は期待から確信に変わりつつあります。
今回はそんなオーストラリアにフォーカスしていきます。
経済指標が好調なオーストラリア

オーストラリアは10-12月期住宅価格指数や2月雇用統計が市場予想を上回る結果を収めています。
特に雇用統計では失業率が1月の6.3%から5.8%へ低下し、新規雇用者数が1月の2.95万人増から8.87万人増まで拡大するなど好結果が目立っています。
新規の雇用者数も常勤が5.87万人増から8.91万人増まで拡大するなど雇用面ではオーストラリアは好調と言えそうです。
オーストラリアと言えば中国問題で影響を強く受ける国です。
アメリカ、日本、オーストラリアは中国への圧力を強めており、中国の出方というものはオーストラリア経済に強い影響を及ぼしそうです。
しかし世界的にアフターコロナで生産活動が行われるようになれば、オーストラリア産の資源需要が旺盛となる見込みであり、中国頼りの経済構造からの脱却が一つ目標として掲げられます。
コモディティ価格の上昇はオーストラリアに良い影響を及ぼすことは間違いなく、ドル高は資源輸出にも寄与してきそうです。
金融面でもRBA関係者の発言を聞く限りでは、RBAは賃金上昇とインフレが目標に達するまでは、早急な利回り目標の廃止や変更はないと思われます。
これらのことを考え合わせるとドルに対しては「ドル売りオーストラリアドル買い」で推移することが有力ではあります。
まとめ
オーストラリアは資源国家としてのアドバンテージが高く、ポテンシャルを再評価される展開が続いています。
オーストラリアが注目が集める展開が続けば、おのずとオーストラリアドルが注目されるというのが自明の理です。
オーストラリアのリスクとしては中国リスクですが、アメリカや日本との結束が乱れない限りそれほどではないと思います。

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