イギリスはコロナ規制を完全撤廃し、経済再開へ舵を切りましたがコロナの新規感染者数の拡大ペースは強まっていないものの、イギリスは引き続き感染拡大が世界でもっとも深刻な国です。
ただ経済指標としては良い方向が見受けられるようになってきており、注目されるところです。
今回はイギリスの経済指標と注目される金融政策についてフォーカスしていきます。
インフレ傾向強まるイギリス
9月の金融政策会合では金融政策の据え置きが見込まれるも、インフレが予想以上に加速し雇用データも好調です。
そのため議事録はタカ派的な内容が強まることも予想されます。雇用・物価データ共に、強い結果でした。
8月の消費者物価指数(CPI)は前年比で予想を上回る+3.2%と約9年ぶりの大幅な伸びとなり、雇用者数は前月から24.1万人増と過去最大の増加幅を記録し、8月の求人数は103.4万人と2001年の統計開始以来最高となっています。
つまりこのまま人手不足が長引けばこのままインフレが高止まりする可能性があり、インフレとなれば金融政策としても利上げを行うという公算が高まります。
景気への配慮でBOEは引き締めに対する慎重さを崩していないものの、インフレの加速は懸念材料であり、どういった議事録となるのか注目を集めます。
市場としては5月時点で来年末まで0.15%の利上げを想定していたが、さらに0.25%の利上げ予想が織り込まれています。
ポンド市場としては、イギリス経済が好調でさらに利上げとなればポンドがストレートに買われるという現象が考えられます。
とはいえ現状ではポンドに方向感は出ない展開が続いています。
まとめ
イギリスは新型コロナウイルスの影響が大きく出た国ではありますが、コロナ規制の撤廃を行い経済活動の再開が顕著です。
このことは経済指標にも良い影響を与えており、ポンドにも良い影響を与えそうです。
トレーダーとして注目されるのはやはり金融政策で、利上げのタイミングやテーパリングについては目を光らせていきたいところです。
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