先日行われたオーストラリア準備銀行(RBA)の理事会は市場予想通り政策金利及び3年債の目標利回りを現状維持(0.25%)しています。
市場予想としては現状維持の見方が強く、オーストラリアドルはほぼ反応しませんでしたが、雇用統計についての言及がありました。
今回は雇用統計にフォーカスを当てて考察していきます。
オーストラリア雇用統計をめぐるRBAの思惑
9月のオーストラリア雇用統計が注目を集めています。RBAの声明文に「失業率は当初の予想よりも低い水準でピークを迎える可能性が高い」「追加の金融緩和がどのように雇用を支えることができるかを引き続き検討」と記載されていたことです。
もしもRBAの想定よりも雇用統計が悪い結果に終われば、「利下げ」という選択肢も入ってくるという思惑が市場に広がっています。
デベルRBA副総裁はこれまで以上にハト派発言を繰り返していますが、これは裏を返せば「明確な景気失速の根拠があれば、利下げを敢行する」というメッセージとも考えられます。
ただオーストラリアは伝統的に高金利政策をとってきた国でもあり、利下げに対するある種のアレルギー感があることも事実です。
もしも利下げとなれば、オーストラリアドルの動きの方向性は不透明ですが、一気にトレンド入りする可能性も高いです。
そのためトレーダーにとっては注目の通貨と言って過言ではなさそうです。
まとめ
オーストラリア経済はこれまで蜜月関係であった中国との対立や、新型コロナウイルス感染拡大など頭の痛い問題を抱えています。
ここで利下げに踏み切り、景気刺激策を打てないとなればコロナショックからの回復が遅れることは明白です。
またオーストラリアは産業構造として資源輸出に頼る部分も大きいため、世界の生産活動が拡大局面にならないとオーストラリアが稼ぐ能力を十分に発揮できないという側面も抱えています。
もしも利下げに踏み切ることが出来たならば、市場からの好感を得ることは間違いありません。個人投資家としてはとにかく次回の雇用統計とRBA理事会には注目です。
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