ドル円相場は基本的には上目線の相場環境が続いています。
この要因としては単純に経済が好調であることによってドル需要が高いことに加えて、リスクオン相場となっていることも大きな要因です。
今回はそんなドル円相場にフォーカスしていきます。
経済好調とそれ以外の要素
アメリカの景気は非常に順調であり、114円台で推移しています。
年末が近づいてきたということでドルの需要が伸びたこともその要因の一つです。
ただ、ドル円の上値を抑える懸念材料も多いのも事実です。
中国の景気減速懸念や米中対立激化を受けた極東の地政学リスク、世界的なオミクロン株の感染拡大への警戒感のほか、バイデン米政権の「気候変動・社会保障関連歳出法案」の採決がマンチン上院議員の反対で先送りされていることや、ウクライナ情勢を巡る東欧の地政学リスクなどが挙げられます。
特に気になるのは中国やウクライナなど外交問題です。
バイデン大統領は就任当初国際協調を全面に押し出していましたが、最近は国際協調し圧力をかけるという外交手段が目立ちます。
特に中国に対しては警戒感を明らかにしており、中国の人権問題などさまざま部分で問題提起しています。
トランプ大統領ほど経済政策など前面に押し出すことは行っていませんが、中国に静かなプレッシャーをかけている印象です。
ウクライナ情勢も気になるところです。
ロシアはウクライナ侵攻するのではないかという声も高まっており、もしそれが現実となった際にはどういった対処をアメリカが行うのか注目されます。
ドル円相場は113円台前半まで売られたものの、年末に向けたドル資金需要の高まりや10年債利回りが1.5%台へ上昇したことなどから114円台半ばまで反発しており、基本的には上向きの力が強いです。
まとめ
アメリカに関しては問題が無いわけでは無いのですが、基本的にはドルが買われる展開が続いています。
トレーダーとしては、ドルは基本的には買い目線で、上手く押し目買いに入りたい局面です。
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