中国の全人代が開催され、政治的な注目ポイントとしては対台湾政策についてです。
コロナウイルス問題と含めて、香港への強硬姿勢も国際社会の批判の要因となっています。
世界各国と中国の対立が強まることが金融社会でも新たなリスクとして認知されつつある状況です。
これらの問題が為替相場にどのような影響を及ぼすのか考えていきます。
中国との対立結果としては経済失速?

中国は共産党の一党独裁体制が続いており、香港に関しては限定的ではありますが民主的な制度を認めておりそれゆえに「一国2制度」と言われます。
ですが香港に対しての中国化を急速に進めている現状があります。こういった動きに対して政治的なけん制が続いています。
特に貿易問題で軋轢が大きくなっているアメリカや今回はEUの外相からけん制するような発言もありました。
こういった政治的な動きと為替相場の関連性ですが特にアメリカやオーストラリアは中国との経済的な取引パートナーとしての経済構造を抱えていますので、現実的にこの問題が大きくなると困る国です。
そのためドルやオーストラリアドルの組み合わせのチャートは激しく動く恐れもあります。
相対的な指標としては上記の通貨とユーロとの組み合わせで判断することをおすすめします。
まとめ

現状は中国をめぐる動きとしては要人発言だけにとどまっていますが、これが実際に経済制裁となると話が一気に変わってきます。
相場の雰囲気としてはコロナウイルスへの脅威はいったん収まりつつありますが、今回の中国問題が浮上していることでまた神経質な動きとなることも考えられます。
特にアメリカのトランプ大統領は大統領選を控えており、対中国の政策で失点するわけにはいかない状況です。
お互いに経済への関係性が高い国同士なだけにチキンレースのような状況が続くものと思われます。
個人投資家としては一旦関係性の深い国の通貨に関してはポジションを整理、または取り直す必要が出てくるかもしれません。

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