FXトレードを始めようという方には、すでにそのほかの投資(株式投資など)を行っている方も多いと思います。
そこで気になってくるのは損益通算と税金問題です。
トレーダーの利益に直結する問題なだけに神経質になることも多いテーマです。今回は損益通算と税金問題について解説していきます。
税金制度の特徴
株式やFXの取引で得た利益には「所得税・住民税」がかかります。
個人が得る「所得」は、所得税法上10種類に分類され、FXの為替差益やスワップポイントは「雑所得」の「先物取引に係る雑所得等」と分類されています。
一方株式投資で得た利益や損失は「雑所得」では無いため、FXでの損益とは損益通算が出来ません。
そもそも損益通算は、一定期間に行われた売買を個別に計算し、利益と損失を相殺することですが、条件として同じ分類の所得に関するもののみです。
したがってFXや先物、オプション、さらには仮想通貨投資をする際は損益通算ができないことを念頭に取引しなければいけません。
逆に言えばFX同士の損益通算は可能です。
損益通算は3年間繰り越して控除することが出来る制度です。
そのため例えば初心者の方がFXを始めた1年目に30万円の損失を出したとします。
しかし2年目には50万円の利益を出しましたが、それにかかわる税金は1年目の30万円の損失を通算して、50-30で20万円にかかわる税金だけで済むのです。
そう考えると非常にお得な制度だと思います。
ちなみに税金のパーセンテージとして約20%となっています。
FXの税金制度については、ほとんどすべてのトレーダーは確定申告を行わなければなりません。
サラリーマンの方にはハードルが高いかもしれませんが、自営業の方などは毎年行っていることであり、やってみるとそれほど難しくないなと思うと思います。
確定申告については解説している情報サイトや税務署でもレクチャーしてくれますので安心してトレードに集中できる環境だと思います。
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