日本でも新型コロナウイルス感染拡大が急速に加速しています。
日本経済への悪影響や雇用問題など不安要素が多くなっています。
そのなかで開催された日銀決定会合です。
市場での注目度も非常に高まっていましたが、大方の予想通りとなってひとまずの安心感が広まっています。
今回は日銀決定会合と今後の円相場について考察していきます。
市場の予想通りになった日銀決定会合
日銀決定会合の結果が発表され、現行の金融緩和策は維持されました。
この結果については大方の予想通りと言える内容でした。
ただ日本では新型コロナウイルス感染拡大が続いており、春のような「緊急事態宣言」の可能性も考えられる状況になってきました。

ただ感染拡大によって経済がダメージを受けることは確実視されており、日本銀行が掲げる「物価の上昇率2%のアップ」も遠い目標となりつつあります。
そのため感染が再拡大している状況下でダメージを受ける企業への資金繰り支援策の期限は来年9月まで半年間延長することを決めました。
今回の発表で新たなものとしては現行の政策の再点検を開始することを表明したことです。
来年3月をめどに結果は公表するということで、再点検にはイールドカーブコントロール(YCC)やETF購入も含まれます。
しかしながら黒田総裁は「景気に重大な影響があるとは考えていない」と述べており、相場に影響が出るかは微妙な情勢です。
市場の予想通りだったこともありドル円の反応は限定的でした。
まとめ
今回の日銀決定会合では見新しい発表は見られず、このまま新型コロナウイルス感染拡大に金融面でバックアップしていくという姿勢を見せるにとどまりました。
これは市場の予想通りでありました。日本銀行の政策としては早い段階での金融緩和を実行しておりこれ以上の緩和策というのもあまり考えられない状況になりつつあります。
そのためドル円相場に関しては今まで以上にアメリカ主導の動きになることが考えられます。

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