ブレクジット問題で揺れるイギリスですが、今回は新型コロナウイルスの変異種についてです。
イギリス政府は新型コロナウイルスの変異種の存在を明らかにし、イギリス国内で流行の兆しがあることを公表しました。
それを受けて為替相場としてはポンドの下落となってきています。
ウイルスの変異は世界的な脅威

イギリス政府が明らかにした新型コロナウイルスの変異種については、感染力は最大1.7倍となっており、ヨーロッパを更なる混乱に叩き落すのではというリスクが懸念されています。
イギリス政府は厳しい感染防止策の導入をアナウンスしており、さらにヨーロッパのオランダなど欧州4カ国がイギリスからの渡航を禁止する見込みとなっています。
ウイルスというものは変異を続けるものですが、この新たな変異種については変異した部分が23か所と非常に多く、細胞にとりつき入り込む働きに関係する部分に変異が見られるとされます。
この変異種は9月半ばにロンドンや南東部に出現し、今月中旬にはロンドンの新型コロナ症例の6割以上を占めるまでに急速に拡大しているということです。
為替相場としては当然ポンドが売られる要素となっており、ポンド円では一時137円付近まで一気に下落しました。
地理的に近いヨーロッパではすでにこのタイプの感染が広がっているのではないかという懸念も広がっています。
イギリス経済にとっては更なるダメージを受けることを覚悟しなければならない状況です。
まとめ
イギリスのポンドはEU離脱問題でも注目を集めていましたが、今回のコロナウイルスの変異種の存在を発表したことでさらに売られ込む展開となっています。
ウイルスの変異については流行している地域でウイルスが若干異なることなどから、変異を続けている可能性が指摘されていました。
個人投資家としてはウイルスの変異がどういった捉えられ方をするかをしっかり注視する必要があると思います。
今後もウイルスの変異ということは発生すると思われるので、そういったニュースが出た際に為替相場がどう反応したのかをしっかり記憶しておくことで、次の局面で利益を手にするチャンスとなると思います。

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