ファンダメンタルズ

オミクロン株と金融政策

世界的なリスク要因として新型コロナウイルスのオミクロン株の脅威が伝えられています。

様々な情報が錯そうしている状態であり、どれほどの危険度なのかつかみかねているのが正直なところです。

一時は楽観論が流れましたが、イギリスでの死亡例が報告されるなど予断を許さない状況となりつつあります。

今回はそんなオミクロン株と金融政策にフォーカスしていきます。

オミクロン株の影響度は?

一気にオミクロン株の感染拡大が市場にクローズアップされてきました。

イギリスでオミクロン株による死亡例が報告されるとイギリスのジョンソン首相は、オミクロン株は重症化しないとの従来の見方に疑問を投げかけ、ワクチン追加接種を加速すると表明しました。

さらにイギリスの保健相によると今後48時間程度でオミクロン株が主流となるとしています。

アメリカやヨーロッパでは再びマスクの着用が義務化されることになってきており、警戒度も上昇しています。

そこで注目されるのが各国の中央銀行で行われる金融政策決定会合です。

足元の好調な経済やインフレを根拠に金融引き締め政策に移るのか、それともオミクロン株の脅威を意識した内容となるのか注目されます。

特にアメリカのFOMCの結果は各国の金融政策へ与える影響度は大きく市場の注目は一段と高まっています。

為替相場としては動きにくいタイミングですが、会合の結果次第では大きく動く可能性を秘めています。

まとめ

オミクロン株の脅威はまだわからないというのが正直なところだと思います。

経済状態だけで考えるのであれば、インフレが進行しており、金融引き締め政策を行うことが一般的な流れです。

ただオミクロン株の脅威を意識し、より慎重なハト派的な内容になる可能性も考慮したいタイミングです。

トレーダーとしてはどちらに動く注目の待ちのタイミングであることは確かです。

金融政策の内容には注目し、相場の流れに乗りたい局面です。


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