各国の中央銀行が非常に注目していることはずばり「雇用情勢」です。
雇用状態は経済の状態を見るのに非常に重要視されています。
今回取り上げるオーストラリアでも同様のことが言えます。
オーストラリアには「ジョブキーパー」と呼ばれる新型コロナウイルス対応策が機能していました。
今回はその関係性とオーストラリアを取り巻く状況について考察していきます。
雇用状態とジョブキーパー
発表された3月の豪雇用統計はヘッドラインこそは良かったが、正規雇用が減少しました。
これには3月末で終了したジョブキーパー制度が関係しているとみられます。
ジョブキーパー制度とは新型コロナウイルスの影響が重大だったビジネスが雇用を確保するために支給される補助金のことです。
雇用主は雇用者一人に対して給付金を受け取ることが可能であり、それによって雇用を維持することが出来ていました。
しかしこの制度も新型コロナウイルスの勢いが弱まったことによって3月末で終了となりました。
このことによって市場の懸念としては若年層の雇用が切られるのではないかということでしたが、雇用統計を見る限り、若年層の失業は改善されたことはオーストラリア経済にとっては好要因です。
オーストラリアの対外要因としてはやはり中国との関係性です。
対中貿易に依存している経済構造であり、日米首脳会談による中国への圧力によって、中国がオーストラリアに圧力を掛ける歪な関係性にもなりそうです。
これらの要因からオーストラリアドルの値動きとしては神経質な動きとなっていきそうです。
まとめ
オーストラリア経済の国内事情としては良い方向に向いていることは確認できますが、対外的な要因、つまりは中国問題に関しては厳しい状態が続いています。
この問題がオーストラリアドルの値動きに暗い影を落とすことも十分考えられそうです。
特に中国の動きに気を払いたいところです。
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