アメリカの大統領選挙の行方に関しては今年のテーマとして、広く扱われている話題の一つです。
株式相場や為替相場などに大きく影響してくるであろうアメリカの新たなリーダーはどちらになるのか注目されます。
今回は大統領選挙と為替相場について考察してきます。
トランプ大統領に対する逆風
トランプ大統領は大統領再選に向けての積極的に動き出していますが、なかなか厳しい状態となりつつあります。
まずは新型コロナウイルスの封じ込め失敗です。新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカ国内で続いており、政権への批判が強まっています。
現状では経済をストップさせ、封じ込めに全力をあげることで一定の成果を出すことは可能ですが、アメリカ国民の経済再開への期待が高まっておりトランプ大統領としても難しい舵取りを迫られています。
またアメリカ国内の人種差別問題も失速の原因となっています。
白人警官の取り締まりによって黒人男性が死亡した事件での対応は失策と言ってよい状況になっており、アメリカ各地でのデモが続いています。
現状のままトランプ大統領に対する逆風が強まると民主党の対抗候補であるバイデン氏の当選も現実味を帯びてきました。
バイデン氏が当選すれば、為替相場についてはトランプ大統領のドル安政策は放棄される見込みです。
そうなると急速なドル高が心配されますがもともと「強いドル政策」が実施されていた国でもあり、市場としては安定志向となりそうです。
まとめ
どちらが当選するにしても大統領選挙の結果は大きく相場環境に影響を与えることは間違いありません。
そのため選挙シーズンになると選挙関連のニュースで相場が動くことも十分に考えられます。
現状はバイデン氏有利の報道ですが、スキャンダルなどでどう変化するか不透明です。
個人投資家としては選挙シーズンの為替取引には十分注意が必要です。特に今年に関してはドル円の長期的なポジションには注意が必要だと思います。
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