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資源国家と資源価格~後編~

じつはとっても重要な資源価格

資源と言えば原油だけではありません。

その次に注目されるのは「鉄鉱石と石炭」です。

これらの資源は鉄鋼を作る原料となります。

これらの資源に恵まれる国としてはオーストラリアが有名です。

鉄鋼は重工業の原料となるものであり、経済状態と深くかかわっています。

原油価格同様にこれらの資源価格が上昇すれば、資源産出国の通貨が注目されやすい展開となります。

次に「金価格」です。
金は産業としてはそれほど必要な資源ではありませんが、世界での産出量が少なく、これまで人類が採掘してきた金の総量はわずか18万トンと言われています。

これは、オリンピック公式競技用プールの約3.8杯分の量に値します。

その希少性から金は富の象徴として扱われてきました。

現在では貴金属として宝飾品として使用されることが多いです。

金価格は、世界的な不景気など経済不安がある場合に価格が上がるという現象があります。

そんな金を産出する国としては南アフリカです。

南アフリカは金の産出国としては有名です。

金価格は株式相場などでショック的な動きがあった場合に注目され、金価格が上がるという事はそれだけ為替相場でもリスクオフムードになっているということの裏返しでもあります。

リスクオフムードということは為替相場でも新興国通貨は売られやすい環境という事になります。

このように資源価格と為替相場は強い相関関係があります。

為替相場にダイレクトに影響する資源価格もあれば、景気動向を示す一つの指標としても注目されます。

資源価格の動きに左右されやすいカナダドルやオーストラリアドル、南アフリカのランドなんかは押さえておきたい通貨です。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によって世界的な景気後退となりましたが、2021年にアフターコロナの景気回復となればその分資源価格に注目に集まる局面は多そうです。

初心者の方はまずは原油先物価格の動向をチェックすると感覚を掴みやすくなると思います。


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