イギリス国内では新型コロナウイルスの感染者数が急速に増えつつあります。
ロンドンではオミクロン株が感染の9割を占めていると見られています。
今回はそんなイギリスポンド相場にフォーカスしていきます。
規制は行わない方針
イギリスでは急速に新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあり、22日には1日の新規感染者数は10万人を超え過去最多となっています。
政府の対応に注目が集まっていますが、ジョンソン首相はクリスマス期間に行動制限などの感染対策の強化は行わない方針を示し、「今後は状況を注視するとともに、必要ならば措置を講じる可能性がある」としています。
イギリスの政治事情としてはジョンソン首相を取り巻く政治環境が急速に悪化しており、コロナの感染拡大、感染予防を強化する議会採決で与党議員の大量造反、首相を含めた与党議員の感染予防違反の発覚、保守党牙城の選挙区での補選惨敗、強硬離脱派の離脱担当相の辞任などで、ジョンソン首相の求心力は大きく低下しています。
イギリスの政治問題が大きく取り上げられればリスク要因となりそうです。
イギリスと言えばイングランド銀行が予想に反して利上げを決定しました。
コロナ感染拡大をめぐる不透明感も加わり、今後の金融政策を読むのは難しい状況になりつつあります。
金融政策をめぐってはどこまでこの新型コロナウイルスの影響を踏まえているかも不透明です。
ただ相場環境としては世界的にオミクロン株の感染拡大は続いているが、過度な警戒感が後退し、リスクオンのドル売り・円売りが優勢となっています。
まとめ
イギリスに関しては新型コロナウイルスの影響をどこまで意識するかがポイントの相場となりそうです。
オミクロン株に関しての影響度も不確定要素が多い状況です。
トレーダーとしてはポンドは不安定な動きとなることは十分考えなければならない状況です。
ポンドらしい相場が繰り広げられることが予想されます。
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