アメリカではポジティブ要素とネガティブな要素が入り混じる状況となってきています。
トレーダーとしてはどちらの風が強いのかを見極めて、戦略をしっかりと練りたいところです。
今回はポジティブ要素とネガティブな要素をそれぞれ整理していきます。
アメリカの現状

アメリカのポジティブな要素としては、まずはアメリカの景気状態です。
アフターコロナの経済再開の追い風とワクチン接種が進んできており、経済の復調は確かです。
またアメリカの雇用状況としては、4月雇用統計の改善が予想されています。
経済の状態として雇用が回復してきたのは非常にポジティブな要素です。
またバイデン政権が積極的な財政出動を行っており、景気刺激策となることは間違いありません。
ネガティブな要素としては中国問題と双子の赤字(財政赤字・経常赤字)問題です。
中国問題としてはバイデン政権は中国への対応を強めています。
特に先日行われた日米首脳会談では、台湾問題にも言及し中国は激しく反応しました。
次に双方の赤字問題ですが、バイデン政権の積極的な財政出動によって過去最大規模まで拡大傾向にあります。
貿易赤字も拡大基調にありこれらの問題はドルを上値を抑える要因となります。

特にドル円は極東の地政学リスク回避の円買いや日本の緊急事態宣言を受けた景気悪化懸念によるリスクなど、円要因での変動も考えられます。
ドルをめぐる環境としてはこれらのポジティブ要因とネガティブな要素が入り乱れる展開となりそうです。
そのためどちらを市場が意識するかが重要です。
まとめ
アフターコロナで景気自体は用意方向に向いていますが、対外関係を中心にネガティブな要因が目立ちます。
ドル円に関しては日本ではコロナウイルスの感染拡大が顕著になってきているだけに、円要因でのドル買いもありそうな環境は整いつつあります。
個人トレーダーとしてはそれぞれのシナリオを用意し、どちらに風が吹くのか見極める展開となりそうです。

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