コロナウイルスの悪影響がどの程度だったのかについては、全世界の市場関係者が気にしているところですが、コロナウイルスの最初の感染爆発が起こった中国のGDPが発表されました。
1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比6・8%減でした。この数字をどう見るべきか考えていきたいと思います。
初のマイナス成長 新型コロナ影響

中国の国内総生産(GDP)は四半期ベースで比較可能な1992年以降で初めてマイナス成長に転落したことになります。
これまでの最低は19年10~12月期の6・0%増でした。これらの数字は中国国家統計局が発表しているものですが、「中国のGDPは信用性に欠ける」「いくら何でも数字が良すぎる」という声もありました。
これは中国は社会主義国家で、中国共産党の一党独裁体制ですので、中国経済が上手くいっていないということは中国共産党の国家運営が問題あるという事になります。
それゆえに中国共産党にとって都合の悪い数字は発表しない、ということが常でした。
よってこれまでもGDPはかなり中国共産党にとって都合の良い数字が発表されてきました。

しかし今回のマイナス成長発表はこれまでの経緯からも、出るはずのない数字だったのではないかと思います。
このことから考えられるのは、よっぽど実体経済が失速してること示しているのではないか?ということです。
まとめ
市場は冷静に受け止めている印象ですが、個人的にはこれはかなり大きなニュースだと思います。
あの中国がマイナス発表するという事は、ヨーロッパやアメリカの統計指標が相当悪くなることが考えられます。
市場は今後コロナショックを乗り越えた後の成長を見込んで、強気ではないですがある程度希望を抱いている感じで株価を買い支えている印象ですが、アメリカやヨーロッパの悪化した経済指標が発表されたときに、第2のショックが発生することも考えられます。
株式市場がそのような事態になると、為替相場も一気にリスクオフの流れに傾くことも考えられます。

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