世界的な危機!為替相場の動きは?
しかしコロナウイルスの感染力は強く、都市部では医療崩壊と呼ばれる状態にまで突入しました。
さらにはトランプ大統領自身もコロナウイルスに感染するという事態になってしまいます。
結果的にアメリカはロックダウンを導入します。
これによって一気に経済を止めたため大きなダメージを負うことになりました。
コロナ危機によって結束を強めた地域もありました。それはヨーロッパです。
EUは連合体であるため経済基盤の強い国と弱い国の利害が一致せず、機動的な政策を取れないという弱みを抱えていました。
しかしこの危機対応においては巨額のユーロ基金を設立し、各国政府の財政面を支援するなど結束した政策打ち出すことに成功します。
この後ろ盾があることによって各国が積極的なロックダウンに踏み切れたという功績は大きいです。
そのためユーロ円相場としてはコロナショックなどから6月までユーロ安・円高が進みましたが、欧州景気の回復期待の強まりや復興基金の合意などを受け、次第にユーロ高・円安方向となりました。
ヨーロッパの中でもイギリスは少々事情が異なります。
イギリスも新型コロナウイルスの感染拡大が大きな問題となり、ジョンソン首相も感染するなど厳しい状態となりました。
またイギリスはEU離脱問題を抱えており、取り巻く経済状態としては明るいものとは言えない状況です。
為替相場としてもイギリスポンドは3月に大幅に下落し円に対しては売り込まれました。
イギリスはようやくロックダウンを解除できる状況になりましたが、EU離脱後の経済ビジョンが大きな課題です。
ここまで様々な国のコロナショックを紹介してきましたが、日本は2021年に入ってからの出遅れが目立ちます。
ワクチンの接種率もこれらの国に比べるとかなり低い状態であり、東京オリンピックも無観客開催に追い込まれました。
日本においてはまだまだアフターコロナを見通せる状況にはありません。
今後はこのリスク要因がどれだけ意識されるかがカギとなってきそうです。

LINE登録者限定でBO勝率インジや 便利系インジ配布していきます。 またFXのインジも今後作成していく予定です。 LINE登録者には利益になるよう考えていきます!!