最近、市場で話題となっているのものとして「アメリカデフォルト問題」というものがあります。
デフォルトとは債務不履行という意味になるのですが、なかなか難しい経済用語だと思います。
今回はアメリカのデフォルト問題とそもそもデフォルトとは?という部分にフォーカスしていきます。
そもそもデフォルトとは?
そもそも「デフォルト」というのは債務不履行、つまりデフォルトとは、一言で言うと借金が払えなくなることを言います。
借金が払えないということは、それだけ財政状態が悪いことの証明であり、通貨としての信用度が大きく下がることになります。

信用度が低下すれば、その国が発行している通貨が信用されなくなり、トレーダーたちはその通貨を手放す動きになります。
そのため通貨価値が多く下落するということになるのです。
では具体的にデフォルトを起こした国を実例として挙げていきます。
一番有名なのは「ギリシャ」です。
ギリシャは2009年の政権交代で巨額の財政赤字があることが発覚します。
ギリシャが使用している通貨はEUが発行しているユーロですが、ユーロ加盟時には財政赤字を粉飾して加盟したことなども発覚するのです。
金融的な一大スキャンダルとなりユーロ圏内の他の国にも財政が悪い国があるのではないかと為替相場はパニックに陥りました。

その結果ユーロは大きく売り込まれ対円で140円だったのが危機後は100円前後まで売り込まれることになりました。
そのほかにも1997年に始まったタイ、インドネシア、韓国のアジア通貨危機、1998年のロシア、2002年頃のアルゼンチンなどがデフォルトしてしまった国として挙げられます。
日本でも第2次世界大戦後、旧円から新円への切り替えや戦時国債のデフォルトがありました。
デフォルトしてしまった場合、その元凶である財政の立て直しが迫られることになります。
ギリシャでも財政再建のため緊縮財政政策が打ち出されましたが、世論は緊縮財政に反対で、反政府デモなどが起きるほど激しい反対運動が起きるなど他の問題も誘発してしまいました。

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