世界的なコロナショックによる傷跡が深く残る中、パウエルFRB議長の要人発言がニュースとして飛び込んできました。
経済のトップで世界経済の心臓部であるアメリカの動向は非常に気になるところです。
コロナショック後の経済の回復に注目される展開で、今後の為替相場にも注目が集まるところです。
パウエル議長は弱気の発言・・・温度差が目立つアメリカ
パウエルFRB議長はCBS「60ミニッツ」番組でのインタビューで「マイナス金利の経済効果は不透明で金融システムにゆがみが生じる」「FRBは景気回復を支援するため、あらゆる政策手段を講じる」と述べている。
そのほかにも経済状態にもコメントしており、「4-6月期GDPはマイナス20%台~30%台になる可能性」「今後2-3カ月は失業増える可能性、失業率は最悪20-25%に」とも述べた。
全体的に非常に弱気の発言で、アメリカ政府関係者の連日の強気発言とは温度差が目立つところです。
アメリカではマイナス金利導入を推し進めたいトランプ大統領とそれを阻止したいパウエル議長の対立が深まってきています。
トランプ大統領としては「マイナス金利」という劇薬を使ってでも経済を立て直し、大統領選挙へ向けてのアピールをしたい思惑です。
パウエル議長としては「マイナス金利はリスクが大きく、効果としても不透明」という認識を持っており、マイナス金利導入には消極的です。
市場としてはマイナス金利導入に期待感が高まってきています。ドル円チャートは方向感がない、揉み合いのトレンドが続いています。
まとめ
ドル円チャートはここのところ揉み合いの方向感が薄い展開が続いています。
ただこのマイナス金利導入の可否で一気に動くことも考えられ、市場としてはこのニュースの動向待ちといったところです。
個人投資家としては長期的にはどちらの展開も考えれる相場だけに、短期的な「うねり取り」に終始するほうがリスクが少ないです。
日本からの材料としてはほぼネタ切れ状態ですので、アメリカの動向に神経質になる相場環境が続きそうです。
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