ヨーロッパ圏の動きとしてはイギリスの離脱問題に加えて、コロナウイルスの感染再拡大という問題が鮮明になりつつあります。
特にフランスやスペインなどは感染拡大という意味では厳しい状況に置かれつつあります。
今後のヨーロッパ経済について考察していきます。
ヨーロッパの感染拡大状況
ヨーロッパのコロナウイルスの感染拡大は再び大きな影を落としつつあります。
例えばフランスでは19日、1日の新規感染者数が1万3498人と、これまでの最多を記録するなど猛威をふるい続けています。

これを受けてフランス政府は、第3の都市リヨンにおいて屋外での主要イベント入場者数をこれまでの5000人から1000人に制限するほか、午後8時以降の屋外での酒類販売と飲酒を禁止する方針を決めるなど厳しい感染防止策を打ち出しています。
そうなってくると懸念されるのが経済への影響です。
新型コロナウイルスの感染拡大に対しては、経済を止めて隔離するという方法が常に取られており、現状特効薬などもまだないため経済を犠牲にして感染拡大をとめるというやり方です。
同様の感染拡大はスペインやイギリスなどでも見られ、今後経済への蓄積ダメージとして効いてくるのは明白です。
為替相場的に懸念されるのは、経済指標への影響です。
コロナウイルスのような不確定要素を含む経済指標の場合、予想から大きく外れることも多くその場合はショック的に為替相場が動くことも十分あり得る話です。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大に対してはEUが「ユーロ基金」の創設に成功したこと、創設までの協議を経て合意までこぎつけたことへの評価が非常に高く評価されています。
今後もヨーロッパ圏としての結束を見せることが出来れば、アメリカが揺れ動いているだけにユーロが買われる流れというのも十分考えられるシナリオです。
新型コロナウイルスの感染拡大はいまだにうまくコントロールが効いているとは言えない状況で、今後もリスク要因として認識される期間は長そうです。

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