アメリカの前週分の新規失業保険申請件数は予想よりも好結果に終わりました。
アメリカ経済は新型コロナウイルスの感染拡大によってダメージを受けているものの、市場の予想よりも良い状態をキープしているようです。
世界経済の中心であるアメリカの状態は非常に大切です。今後のアメリカの展望について考察していきます。
アメリカの経済は底堅い

前週分の米新規失業保険申請件数は96.3万件となり、市場予想の112.0万件より好結果だったほか、失業保険継続受給者数も1548.6万人で、予想の1580.0万人より良い結果となりました。
指標発表前から米金利が上昇していたこともあり、為替の反応は限られているが、ドル円は底堅く106.99円まで上値を広げています。
雇用統計でも同じような好結果を得るアメリカ経済ですが、アメリカの政治の動きが今後アメリカ経済への悪影響を心配するという形で指標のわりに相場が反応しないという現象が続いています。
ある意味素直じゃない相場です。ただアメリカ経済の力強さが目立つ印象で、アフターコロナ見通しは明るいと考える投資家が出てきても良いころ合いだと思います。
またトランプ大統領も大統領選挙を控え、経済状態の悪化による票の獲得の失敗という事態だけは避けたいところです。
中国に対して強い態度を示し、強いアメリカをアピールするものの経済に影響があるような本格的な制裁は見送るという見方もあります。
まとめ

雇用統計、新規失業保険申請件数とアメリカの経済状態は予想よりも良いという結果が続いています。
セオリーで考えれば、アメリカの信用力強化につながりドルが買われるというシナリオが基本ですが、中国問題などの懸念で為替相場はそれほど反応していない状態です。
しかし経済状態としては予想よりも良い状態ですので、ある意味お買い得な状況とも言えるかもしれません。
個人投資家としてはジリジリとドルが買われていくという展開を基本に考えるべき局面だと思います。

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