特にこれまで高金利政策をとってきた国にとっては経済対策として「金利を下げる」という政策はとりやすい政策でもあります。
これまで高金利政策をとってきた「ニュージーランド」についてフォーカスしていきます。
ついにニュージーランドもマイナス金利導入か?

新型コロナウイルスによってニュージーランド経済も大きく傷ついています。
第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比1.6%のマイナス成長となり、厳しい現実を突きつけています。
これはニュージーランドの経済構造にあります。2000億ドル(約21兆円)規模の同国経済が観光と移民に大きく依存している経済構造であるため、新型コロナウイルス影響は甚大です。
外国人旅行客からの収入は国内総生産(GDP)の5%を占め、雇用における観光産業の比率はさらに高いです。
こういった経済事情をうけてRBNZ(NZ準備銀行)も積極的な金融緩和政策に舵を切ってきています。
市場にインパクトを与えた案件としては「マイナス金利導入のアナウンス」です。

これによって市場に対して「RBNZ(NZ準備銀行)の本気度」をアピールできました。
ニュージーランドドルの日足チャートを分析していくとニュージーランドドルは売られる展開が続いていましたが、新型コロナウイルスの影響が弱まりつつある報道を受けてなんとかその流れは止まってきた印象です。
今後についてはRBNZ(NZ準備銀行)の動きが大きく影響を与えそうな展開です。
まとめ

スワップ投資として人気があったニュージーランドドルへの投資ですが、新型コロナウイルスの影響により金利が低下したことでスワップ投資としては旨味のない通貨となってしまいした。
ニュージーランドドルは地政学的にお隣のオーストラリア経済の影響も受けやすいことも特徴です。
個人投資家としては経済パイがそれほど大きくないためRBNZ(NZ準備銀行)の動きを意識したポジション取りが必要です。

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