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B-book業者とは?ノミ行為の裏側

FX業者はどのようにして注文を成立させ、それだけの通貨を集めているのか?という疑問をもつトレーダーも多いと思います。

トレーダーからすると、目には見えない部分ですが、自分の資金を預けている業者がどのようなビジネスモデルなのか知っておくことは重要です。

今回は「B-book」というスタイルのビジネスモデルについて解説していきます。

トレーダーから受けた注文の処理方法

B-bookとは、顧客から受けた注文をインターバンクへ流さずに業者側で処理するというものです。

インターバンクとは銀行間取引市場とも呼ばれ金融機関どうしで資金の運用や調達、決済を行う市場のことです。

つまりは簡単に言えば「トレーダーが買い注文を出した場合、同じ金額を業者側で売りを出し相殺している」という具合にいわゆるカバー取引というものを行っているのです。

これによって「トレーダーの利益はFX業者の損失、トレーダーの損失はFX業者の利益」となるのです。

トレーダー側のメリットとしては、インターバンクを通すことなく取引が行われるため、スプレッドは小さい傾向があります。

B-book業者のことを「ノミ業者」とも呼ぶことがあります。これは「注文を呑む」ということを指しています。

B-book業者はインターバンクを通さずに顧客の注文をその業者の中で呑み込み、顧客の損益を利益にしているため、顧客に損益を出させようとする動きからそのように呼ばれています。

B-book業者の利点としては1lot=10万通貨以下でもトレードできることです。

また注文をインターバンクへ流さないためトレーダーに対するスプレッドを小さくできることも特徴の一つです。

スプレッドが小さいため短期トレードでコツコツと利益を積み重ねるスタイルのトレードには有利です。

ただしトレーダーの利益はFX業者の損失になるので、仮にあなたが利益を出しまくると、何の理由もなしにある日突然、口座凍結が起きる事もあります。

ちなみに国内のFX業者はほとんどB-bookスタイルです。


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