ユーロの中でも最も存在感を放つ国としてはやはりドイツです。
ヨーロッパ最大の工業国にしてユーロの財源を大きくになっている国です。
現在はメルケル首相がドイツのリーダーとして活躍していますが、メルケル首相の次の首相を決めるCDU党首選挙が行われます。
これの結果によっては大きくユーロの動向にもかかわってくることになるので、今回フォーカスしていきます。
ドイツの次期リーダーは?
ドイツと言えばメルケル首相が長年、国のリーダーとして政治を行ってきましたが今季限りでの引退を表明しています。
新党首は今年9月のドイツ総選挙で大きな波乱が起きてCDUが与党から滑り落ちない限り、総選挙後の次期首相となる見込みです。

今回の有力候補としてはドイツで最大の人口を擁するノルトライン=ヴェストファーレン州のラシェット州首相と、前回の党首選挙でクランプカレンバウアー氏に517対482と僅差で敗れたメルツ氏が有力候補とされています。
ラシェット氏が当選した場合は、穏健派として知られておりこのままEUでの調和を重要視してきた「メルケル路線の継承」が見込まれています。
一方メルツ氏が当選した場合は、メルケル首相の長年の政敵として知られ、ジョイブレ元党首ら保守派の支持が強い支持もあり「路線変更」となる可能性も高まります。
もしもそうなった場合はユーロへの影響が出てきそうです。
新たなリスク要因として認識される可能性もあります。
まとめ

ドイツの動向はユーロを動かす要因として意識される展開はこれまでに何回もありました。
ユーロにおいてはドイツとフランスが2大勢力として形成しており、これらの国がどう動くかがEUの意思決定につながってきます。
EUとしてはイギリスのブレクジット問題がひとまず解決への道筋が見えており、これからEUを形成する各国の政治や社会情勢や新型コロナウイルスの感染拡大への対応などが大きなテーマとなっていきそうです。

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