新型コロナウイルスの被害はヨーロッパでも深刻です。
特にEU圏は所属各国はこれまで各国の思惑のずれや利害の対立から、連合としては名ばかりの足元のばらつきが目立っていました。
しかし今回の危機がヨーロッパ各国の足並みを揃えるカンフル剤となりつつあります。
今回はそんなEUの通貨であるユーロ基軸に考えていきます。
コロナウイルスで1つになりつつあるEU

新型コロナウイルスの経済対策として巨額のユーロ基金の設立向けての動きが活発になってきています。
コロナウイルス蔓延するまではドイツとフランスの対立などが目立っていましたが、ここにきて協調路線を取りつつあります。
EU内部ではこの危機に対してしっかり対応しなければならないという認識が強いとみて取れます。
為替市場としてはこのニュースが出た直後はユーロ円の動きとしては、ユーロ高の展開でユーロが評価される相場となっていましたが、現状はその揺り戻しがやってきている状態です。
これにはこのニュースが出てからの動きの遅さにあります。
EU内部でのニュースが出てからの動きが遅く、実際に決まるまでに市場の折り込みが先行してしまうという現象が起こっています。

この動きはユーロドルでも同様の動きが見られます。これはEUはあくまで連合であることの政治形態として特徴が良く出ています。
ただし明るい材料としては、EUの中で一番の力をもつドイツのメルケル首相がこの政策を強力に推し進めようとしていることです。
まとめ
ドルが動かない展開のなかで良く動いており、個人投資家の中ではポジションを持っている方も多いと思われるユーロですが非常に日足チャートでは綺麗な形を描いています。

トレンドが強く出ていますのでこの流れに乗るというのが基本戦略になってきそうです。
ポイントしてはトレンドの転換についてですが、これだけ綺麗なチャートが出ているのであれば現在のトレンドが弱くなってきたときに考え始めれば間に合いそうです。
ただしユーロ基金断念といった事態になると大きく動く可能性があるので、そこのケアは必要です。

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