最近注目を市場にやや驚きを与えているニュースとして「中国経済の失速」です。中国の経済指標は振るわず、中国経済の失速かと話題を集めています。
中国は国の経済政策として「安定的な成長路線」という目標にシフトしていますが、それ以上の失速ではないかともされます。
今回はそんな中国経済と為替相場についてフォーカスしていきます。
中国経済の変化と習近平
中国7月小売売上高は、市場予想がプラス10.9%のところプラス8.5%と振るいませんでした。
7月鉱工業生産も、市場予想がプラス7.9%のところプラス6.4%と減速傾向が見られます。
中国は社会主義国家でこれらの経済指標についての信憑性は危惧されており、実際にはもっと良くない数字ではないかという疑念を抱かれています。
それ以外にも中国政府の市場統制の動きは顕著になってきています。
例えば2020年11月、アリババグループ創業者、ジャック・マー氏が一時的に姿を消した事件です。
そのあとアリババのアントグループが新規株式公開を突然中止しました。
これは明らかに資本主義経済へ歯止めをかけようという動きです。
この動きは習近平が経済開放路線をとった鄧小平時代を否定し、毛沢東の時代に戻そうとしているためとも言われています。
習近平は毛沢東を崇拝していることは有名で、鄧小平時代の功績を消し去ろうとしているのでは・・・とも市場では囁かれています。
中国経済は大きな転換点となれば、国際経済が大きな影響を受けることは必至です。
具体的にはオーストラリアは中国からの脱却を掲げていますが、一方で中国がオーストラリア経済に深く関与しており注意深く見ていかなければならない状況になりつつあります。
まとめ
近年、中国経済の成長は世界経済の成長を支えてきた側面は確実にあります。
ただそれが終了しようとしているのかもしれません。
その理由としては中国の経済成長はある程度成熟しており、これまでのような勢いは望めないことにあると思われます。
トレーダーとしては中国と関連して動く可能性が高いオーストラリアドルの動きにはチェックが必要です。
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