チャイナリスクが注目される局面では、アメリカはもちろんですが、それ以外の国として「オーストラリア」と「南アフリカ」が注目されやすい傾向があります。
オーストラリアは鉄鉱石や石炭などを輸出する経済形態ですが、その買い手が中国であることが多いのです。
そのためオーストラリアと中国は経済的にはかなり深いかかわりあいがある国と言えます。
ただ最近はこのオーストラリアと中国の対立が目立つ構図となってきています。
オーストラリアは現在、中国がオーストラリア産の大麦やワインに課した追加関税についてWTOで争っており、大麦だけでなくワインに対する賦課についてもWTOにパネルの設置を要請するなど関係の悪化が目立っています。
よって中国関連のバッドニュースが飛び込んできた際にはオーストラリアドルの動向がかなり注目されると言えます。
次に南アフリカです。
中国はアフリカにおける影響力を強めています。
アフリカは地球最後のフロンティアと呼ばれるほど海外資本の流入が少ない地域です。
つまりアメリカを代表格とする西側諸国の影響力が小さい地域で、未開発の土地が多く資源も豊富です。
そこで中国は自身の影響力の確保と将来の資源確保を見込んでアフリカへの積極的な投資を行ってきました。
このことによって中国関連ニュースによって南アフリカが連想される状態となったのです。
現在南アフリカは失業率の高止まりなど苦しい状況にありますが、中国関連ニュースが飛び込んできた際には南アフリカのランドにも注目するべき局面と言えます。
まとめ
ここまでチャイナリスクと光と影というテーマでお話してきましたがいかがだったでしょうか。
中国は近年の影響力はすさまじいものがあります。
その中で、中国共産党の独裁体制が問題視されることも多く、さまざまな国と軋轢を発生させています。
アメリカも警戒感をあらわとしており、これから数年は中国が良くも悪くも市場の主役かもしれません。

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