FX

ポジションを持つと毎回逆行して損切り!?~後編~

逆行は相場の常

レンジ相場では上下にどちらにも行きやすい相場であるため、実は逆行して当たり前なのです。

ただレンジ相場の上下の波に乗っている状況であるとも言えます。

そのためうねり取りといった手段が有効になるのですが、なかなか難しい技術です。

相場の上下する波にうまく対応できずに、損切りしてしまうというケースが目立つためそもそもレンジ相場では参戦することはお勧めできません。

トレード技術としてはまずは現在の相場環境を見極め、そしてトレードの計画をしっかりと描けるかが重要です。

つまりはどこまで思惑と逆に行ったら決済するのか、どこまでいったら利益を確定するのかということです。

この計画をしっかりと描くことで、計画的な勝ちトレード、負けトレードとなり勝てるトレーダーに近づけることになります。

次にメンタル面です。

実はポジションを持ってから逆行するパターンと順調に思惑通りに進むパターンはどちらも同じぐらいの回数ではないですか?ただトレーダー心理として思惑通りに進まないパターンが脳内に刷り込まれているだけではないでしょうか?

負けたトレードというものは勝ったトレードよりも脳内に深く刷り込まれるものです。

これは人間の心理的な現象であり、残念ながら変えることはできません。

負けトレードが続くと自信が無くなり、自暴自棄的なトレードやポジション取りにつながりかねません。そうなればFXに勝つ確率はさらに低下します。

そうならないためにも「常勝のトレーダーは居ない。」ということを意識ましょう。

そして「相場の逆行は常」ということも心に刻んでおきましょう。

どんなに凄腕トレーダーでもすべてのトレードを勝てるわけではないのです。

ここまでポジション取ったら逆行する現象についてお話してきましたがいかがだったでしょうか。

この現象による最大の損失は、負けトレードによる金銭的な部分よりもトレーダーのメンタル面の負の感情です。

感情を上手くコントロールすることは、非常に難しいですがこれが出来るようになって一流のトレーダーと言えるかもしれません。


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