日本では一旦、緊急事態宣言が解除されましたが東京では感染者が増加の傾向が見られるなど新型コロナウイルスの感染拡大はなかなかコントロールできない状況にあります。
ヨーロッパでも感染拡大が深刻であったイギリスは積極的なワクチン接種によって乗り切りつつありましたがここに来て感染が再拡大してきています。
今回はそんなイギリス情勢とポンド相場にフォーカスしていきます。
感染拡大するデルタ株

イギリスで23日に発表された新規のコロナウイルスの感染者数は1万6000人超と、1日の感染者数としては2月上旬以来の多さになるなど、イギリス社会に与える影響は大きくなりつつあります。
その要因としては感染力が強いデルタ株の流行が要因です。
イギリス政府としては成人の60%以上がワクチンを2回接種していることから、死亡者数は多くは無いもの警戒感を強めています。
金融面ではBOEは金融政策の据え置きを決定しました。
物価の上昇は一時的との見方は変えず、インフレ率が持続的に目標を上回るとの明確な証拠が見られるまでは引き締めを行わない方針を強調しています。
委員の中でも国債買い入れ枠の縮小を主張したのは今会合を最後に退任するホールデン委員1人だけという形で、金融緩和政策の継続派が大多数を占める状況です。
今後の注目ポイントとしては感染者拡大と金融政策をどこまで継続するかという点になってきそうです。
まとめ

イギリスの状況としてはやはり新型コロナウイルスの感染拡大が大きなポイントです。
イギリス政府現在のところ強気な姿勢を見せていますが、決して良い状態とは言えない状況です。
このまま感染者数が増加し続ければ、再びロックダウンというような話にもなっていく可能性もあります。
これらの状況を考えるとポンドとしては上値を追えるとは考えにくいのが現状です。
トレーダーとしてはポンドの値動きとしては基本的には弱気スタンスが正解かもしれません。

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