ファンダメンタルズ

トルコリラが対ドルで最安値更新

高金利政策によって今後の注目成長国家として注目を集めるトルコですが、対ドルでの相場が最安値を更新しました。

これには発展途上国ならではの事情と地政学的リスクの増大が背景にはあります。

今回は今後のトルコリラ相場について考察していきます。

エルドアン大統領とトルコリラ

トルコで強権的な政治を行いながらも強力なリーダーシップで経済成長を成し遂げているエルドアン大統領です。

しかし為替という観点で見ればエルドアン大統領は低金利政策へ舵を取りたいという立場は明確です。

「この高い金利を引き下げる必要がある」などの発言からもさらに経済を加速させたいという思惑は強いようです。

しかしトルコ経済はインフレが深刻な状況になりつつあります。

ある統計では年間のインフレ率は15%になるなどの報告もあり、インフレを是正するには金利を上昇させるというのがマクロ経済の鉄則でありますが、エルドアン大統領の反対によってなかなか実施できないという現状があります。

また周辺諸国の情勢も怪しくなってきました。アルメニアとアゼルバイジャンの紛争が収束する兆しをみせず、深刻化していることも懸念材料となってきました。

両国とも現時点での停戦には否定的でトルコにも影響が出てきそうです。

そういったこともありトルコリラが売られるという展開になってきています。

特に対ドル相場では1ドル=7.8692レベルまでドル高・リラ安が進行しています。

まとめ

トルコ単体の経済政策と周辺諸国の地政学的なリスクによってさらにトルコリラは売られるという展開になってきています。

特に高金利を当てにしてスワップポイントや長期で持つ投資スタイルを考えていたトレーダーには苦しくなってきています。

今後についてもトルコリラが上昇するというシナリオは正直考えにくいです。

為替相場全体としてリスクを制限しての強い国の通貨を買うという傾向がベースとしてあるためです。

ポジションが悪い投資家は撤退も視野に入れるべき局面です。


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