ファンダメンタルズ

ユーロ高への警戒感

アメリカの不安定要素が目立つ中で、EUの結束が評価されてユーロが買われる流れになっています。

こうした急激なユーロ高ドル安に対して、ECB(欧州中央銀行)も警戒感を示していることについて考察していきます。

心理的な節目とされる1.2000を一時上回る動き

ユーロドルは海外市場で心理的な節目とされた1.2000を一時上回る動きを見せました。

これは2018年5月2日以来の高値圏です。

中央銀行は新型コロナウイルスの感染拡大からの経済回復としては、「安定した為替相場」が望ましいというのが正直なところだと思います。

そのため急激なユーロ高ドル安に対して、ECB(欧州中央銀行)も警戒感を示しています。

フィリップ・レーンECB専務理事兼チーフエコノミストは9月1日に、ユーロドル相場は金融政策に大きくかかわる重要な問題と発言しています。

ユーロ高の進行をなんとか食い止めたいという思惑があります。

さらに9月3日にもECB高官が、ユーロ高が継続すれば、ユーロ圏の輸出が抑制され、国内物価が押し下げられ、さらなる金融刺激策を導入する必要に迫られるという趣旨の発言を行っており、ユーロ高をより強くけん制する発言を行っています。

こうした状況の中で10日にECB理事会が開催されます。ECB理事会では前回7月の理事会同様に主要政策金利などの3つの政策金利の現状維持が見込まれています。

さらにはいわゆるユーロ基金についても現状維持が見込まれています。

こういった流れを考えるとEUとしては、ユーロの安定を狙うという圧力をかけてくることが明白です。

まとめ

アメリカが大統領選挙まで、「荒れた」状態になることは確実なのでユーロがどうしても注目を集めるという流れは変わらないと思われます。

そういった市場のムードに対してECBがどれだけ踏み込んだ発言や政策を打ってくるのかという事がポイントとなってきそうです。

個人投資家としては基本的にはユーロ高の流れは変わらない公算が高いです。

そのためECB発言などでユーロ安に動いたときに押し目買いでポジションを持つという戦略も取れそうです。


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