アメリカの4月から6月のGDPは-32.9%の落ち込みと歴史的な低水準となりました。
要因としてはアメリカにおける新型コロナウイルスの感染拡大による経済の落ち込みが主な要因です。
改めて新型コロナウイルスの感染の被害を見せつけた格好ですが、為替相場における投資家の心理も変化してきています。
今回はアメリカの今後について考察していきたいと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大のリスク要因

新型コロナウイルスの感染拡大は世界的なリスクとして考えられてきましたが、市場にはある種のアフターコロナの経済回復を見込んでの楽観論も流れていました。
しかし新型コロナウイルスの影響は単純な感染拡大による、経済封鎖の影響だけでなく諸外国との軋轢という部分でも大きな問題となりつつあります。
特にアメリカは中国との関係性の悪化や国際社会との協調という部分で足並みがそろわない状況が続いています。
また新型コロナウイルスの影響は個人経済への打撃も甚大です。GDPの7割を占めるとされている個人消費の落ち込みが、前年比年率で34.6%減少した影響が大きく出てきています。
株式市場も敏感に反応してきており、IT株を除いては大きく売られ、債券相場が上昇するというリスク回避の流れになっています。
為替相場もドル売りがより強烈になってきておりアメリカの真価が問われる展開です。
まとめ
新型コロナウイルスを影響を改めて示す形となったアメリカGDPですが、今後は経済再開の成果としてこの数字の改善が見込めます。
一方では新型コロナウイルスの第2波感染が続いており、コロナウイルスに振り回される相場ということは変わりありません。
アメリカにとっても急激なドル安は好ましい材料とは言えないためこのままの流れが続けば、何か手をうってくることも考えられる展開です。
現状はドル安圧力が非常に強いですが、どこかのタイミングで買い戻しという事になるのが相場の常でもあります。個人投資家としては現在のドル安の流れに乗りたいところです。

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