ここのところユーロが絡む為替相場はボラティリティの高い取引が続いています。
コロナウイルスのため市場に不安感があることも要因の一つですが、ユーロ・円のチャートは激しい値動きが続いています。
今回はその要因について考察していきたいと思います。
高まる相場の不安感
コロナウィルスの対応においてユーロ圏と日本の共通点は非常に多いのが特徴です。
まずユーロ圏ですがEUはヨーロッパ各国の集合体であるため、各国の利害の不一致から足並みを揃えた対応というものを苦手としています。
アメリカや中国の場合は中央政権の力が強力であるがゆえに、ダイレクトな形で中央政権の意向が反映されます。
ユーロ圏は都市封鎖を行い、今回は強力な対策を打ち出しましたが、その代償として経済への傷後は甚大です。
一方日本はコロナウイルス対策の初動の遅れや経済への補償などが間に合っていない点が多く見受けられます。
そのため今後の統計などでは厳しい数字が続くものとみられます。コロナウイルス対応も一つの政争としてしまったがために、経済への傷口を広げかねない現状です。
今回のボラティリティが高い件ですが、やはり市場に不安心理が膨らむことが一番の要因だと思われます。
金融緩和策としても切れるカードがなくなってきている日本といまだにコロナウイルスによる混迷から抜け出せそうにないユーロ圏という不安定な組み合わせだからこそ、ボラティリティの高い現状になっていると思われます。
まとめ
今回のコロナウイルスの混迷をいち早く抜け出すのはどの国かというレースが為替市場では始まっている印象です。
そのためには各国のリーダーが強いリーダーシップと国民に対して新しいビジョンを明確に示せるかにかかっています。
ユーロ・円の動きに関しては今後もボラティリティの高い値動きが続くものと思われます。
基本的には手を出さないことが賢明ですが、EUや日本政府から大胆な景気刺激策が出てくるようだと、一方的なトレンドが形成される可能性もあります。
そのためそのトレンドが形成されてから、ポジションをとっても問題ない展開だと考えます。
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