アフガニスタンからのアメリカ軍の撤退は、アメリカとアフガニスタンだけの問題だけは無く、世界中にさらには新興国にも影響を与えています。
例えばアフリカの南アフリカにも影響を与えています。
今回は南アフリカの為替相場についてフォーカスしていきます。
上値は堅そうなランド
現在世界的には、アフガニスタン情勢は悪化やデルタ株・ラムダ株などのコロナウイルス感染拡大が世界規模で再燃しているなどリスク要因が増大しています。
市場としてもこのリスク意識が強まりつつあり、こういった相場環境では新興国通貨が上がりにくいという特徴を持ちます。
新興国は、国として先進国に比べるとリスクが高いです。
それは政情不安を抱えていたり、財政状態が非常に悪いといった悪材料です。南アフリカも新興国らしいリスクを抱えた国と言えます。
南アフリカは先月には経済状態の悪さが原因とする暴動が発生したりしています。
根源的な問題としては失業率の高さです。
ブルームバーグの調べでは、南アフリカ共和国の失業率が34.4%のレベルまで達しているとしています。
つまりは全国民の3分の1は失業者という状況です。
これは非常にまずい状況と言わざる得ないものです。
3分の1が失業者であるということは政情不安につながり、さらには経済的には生産性が無いということです。
少なくとも市場がリスク要因を意識している場合は、南アフリカのポンドには買いが入りにくいと言えそうです。
まとめ
南アフリカは経済状態、財務状態共に非常にまずい状況と言えます。
明るい材料としてはコモディティ価格が堅調であるということぐらいだと思います。
雇用については、何か抜本的な大きな改革が無ければ立ちいかない状況に追い込まれつつあります。
トレーダーとしてはそれを打ち出せるだけの政治的な力を発揮できるのかということがポイントです。
ただ一般的には悪材料が乱立しており、基本的には売り目線で入ることがセオリーと言えそうです。
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