現在トレーダーの中での話題としてはアメリカのFOMCでパウエル議長がどういったコメントを残すのかが注目されています。
ドル円相場は109円台に突入し、「ドル高円安」が相場の流れとなっていますが、これがFOMCの結果次第では一気に流れが変わる可能性も秘めており注目されます。
今回はFOMCとドル円相場の今後について考察していきます。
強いドルと債券利回り上昇
アメリカではバイデン大統領の目玉政策であり景気刺激策が成立しています。
1.9兆ドルの巨額規模となっており、IMF(国際通貨基金)によると、1.9兆ドルの経済対策は3年でGDPを5~6%押し上げる効果があると予想しています。
このような景気刺激策が実行された場合、市場ではインフレの進行が懸念されています。
それに伴ってアメリカ国債の利回り上昇が続いており、その結果としてドルが買われる圧力が強まっています。
そういった状況下で行われるFOMCには当然注目が集まっています。
FRBでは当初から「2%のインフレは許容する」というアナウンスを出しており、現在の緊急緩和政策を続けるというメッセージを発信してきました。
それが市場の安心感につながり景気を下支えしてきた印象もあります。だからこそどこで金融引き締めを行うのかが注目されるわけです。
今回はその一つとして利回り上昇が目立ってきているアメリカ国債についての発言があるのかがキーポイントとして取り上げられます。
発言次第ではドル円相場も大きな動きとなる可能性もあるためポジション取りには注意が必要な局面です。
まとめ
今回のFOMCではこれまでの政策がそのまま継続されるのかが焦点となっています。
ここのところ市場とのコミュニケーションを重要視する傾向が見られるため、アメリカ国債について発言があったとしても非常にソフトな内容となる公算が高いです。
個人トレーダーとしては、2つの戦略が考えられそうです。
まずはトレンド継続と見て押し目買いを入れるパターンとトレンドの転換と見るパターンです。
読みにくい局面でもあり、トレンドが出来てから乗るという方針が一番良さそうです。

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