市民生活を制限し、経済へ打撃も甚大ですが、コロナウイルス対応に全力を挙げるという日本政府の方針が明確になった印象です。
この緊急事態宣言の延長が為替相場にどのような影響を与えるのか考えていきたいと思います。
今回の延長は織り込み済みか?

今回の緊急事態宣言の延長の発表の際の為替相場の動きですが、それほど動かなかったという印象です。
これは市場関係者も「解除はない」という考え方が大多数を占めていたからと考えられます。
コロナウイルス対応の動きですが、各国に考え方の違いが鮮明になってきました。
アメリカやオーストラリア、イギリスなどは経済再開への動きを加速させています。
特に要人発言ではコロナウイルス終息後動きへ向けてのポジティブな発言が続いています。
これらの発言には「コロナの影響を経済的にうける国民の不満をそらしたい」という思惑が透けて見えます。

日本は緊急事態宣言の延長方針を発表して、後手後手に回っているコロナ対策の遅れを取り戻したいというところです。
日本の場合は経済補償も部分が世界の国々よりも遅れが目立ってきており、それによって経済的な傷口をさらに広げてしまう懸念があります。
日本銀行も景気を加速させるためのカードも無くなってきた印象です。
まとめ

日本のコロナ対策は残念ながら後手後手に回っています。
為替相場的に考えると日本はすでに主導権を失っていると考えても大丈夫な展開だと思います。
今回の発表でもチャートが動かなかったように、今後相場を動かす要因としてはアメリカやユーロなど指標や要人発言になるのかなと思います。
ドル円に関しては動きが重い展開が続いており、トレードとして他の新興国通貨などを視野に入れてみるもの手かもしれません。
ただし世界的にコロナウイルスの脅威によって不安心理が市場全体を覆っている状況です。
そういったときにパニック的な動きでどちらかに傾く展開も考えらるため、不用意なポジションをもつべきではないと思います。

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