この記事ではMQL言語初心者の方に向けて
- MQL言語を覚えることでどんなことができるのか?
- そもそもMQL4言語って何なの?
などをお伝えします。
なので、MQL言語に精通している方は回れ右。
MQL4言語っていったい何?
1年ちょっと前の「BOの検証やってみない?」とお声がけをいただく、さらに半年から1年くらい前。
「オズ、インジケーターって作れる?」と勝党から打診を受けたことがあります。
その時の私は、MT4という呼び方があることや、いやそれ以前にショート・ロングの意味も知らないくらいの無知で(今でもまだまだですが・・)
「ほぇ?インジケーター・・・?(なんだそのものすごくカッコいい響き・・ドキドキドキドキ)」
などと、密かに心をトキメカかせつつもインジケーターが何なのかもわからず、一応サラっとググってみた時にはMQL言語にはたどり着けず。
当時は(大きな誤解の元に)「インジケーターってPHPで書くんだ!!」という結論に辿り着き、(当時PHPも少しは読み書きできたので)『できんじゃね?☆彡』なーんてアマーーーい気持ちで「がんばったら作れるかも?」などという不届きな回答をしたことを覚えてます(恥)
結局はそんな『少しは読み書きできる』レベルで、相場に関係する何かをするなんて自信ない・・・となり、こっちの世界に足を踏み入れることはできませんでした。
BOの検証をやり始めてからも、すぐにはMQLに携わることはなかったのだけれど、VBAが書けることを知った勝党からMQLって知ってる?という流れになり、今に至るワケなのですが・・・
ではそのMQL4っていったい何なのでしょう?
MQL4 は【Meta Quotes Language4】を省略した略語で
超簡単に言うと、MT4の機能を幅広く使えるようにするためのプログラミング言語です。
2005年にMeta Quotes社(メタクオーツ社)よりリリースされたMT4は、MQL4を併用することでの利便性が買われ、MT5に変わりつつある今でも人気のプラットフォームになっています。
MetaTrader4(MT4)をインストールすれば、MQLを書くことができるMetaEditor(メタエディター)が一緒にセットされていて、誰でも簡単に無料で利用できるという所も、MT4が今でも幅広く利用されている理由の一つでもあるのしょうネ。
ちなみにMQL4はC++がベースになっているので、C言語やC++、C#やJavaなどを習得していれば、MQL習得のハードルが激下がりすること請け合い!
MQLの難しさと学び方
リアルタイムな相場だと、出てくる数値をあらかじめ決めておくことができないという事や、チャートに載ってるランダムな情報を言語化しよとすると、辻褄が合わない事が出てきたりします。
うーん、実際はできるんだけれど、ややこしくなって表現しきれてないって感じ?
そんな時に私がやってたのが、その状況を紙に書いてみるということでした。

当時書いていた内容ですw(こんな基本的なコトから💧)
・・・んなアナログな・・・って感じですが、これが結構しっかり理解できたりするんデス。
「・・・なんだこれ?」という状況に陥ったら、一回は試してみて下さいネ☆
学びを進めていって難しいと思ったのが、情報の持ち方。
いわゆる3次元というやつです。
価格と時間と、いくつかの時間軸。
そうMTF(マルチタイムフレーム)というやつです。
これは今でも苦労している所。
もちろんコードは書けるようにもなったし、大きな意味での理解はできていると思っているけれど、いざコーディングをしてみると簡単には表現できなかったり、ナカナカ辿り付けなかったりすることもあるので、まだまだ理解しきれるとは言えない奥深い世界だと思っています。
そして重要なそれをどのように学ぶか?
今でこそネットを探せば色々情報が出るようにはなってきたけれど、MQLはプログラミング言語としてはこれまではメジャーではありませんでした。
日本の投資教育の遅れも影響してるのかもだけれど・・・
今後は投資教育も始まる様子だし、段々とメジャーになっていくのかな?
そんな状況なので、前の記事にも書きましたが、例えば本屋さんに行ってもMQL絡みの本は1冊も置いてなかったりします。
(田舎ダケ? 都会の大きな書店さんだとあるのかも?)
そもそもが少ないんですよね。
サロンや塾も少しずつ出てきつつはあるけれど、まだまだ・・・って感じです。
一度学校や塾に入ったとしても、学べるのは基礎と少しの応用で、その後のスキルアップは独学になることが多いと思います。
もしあなたが「お金が有り余って困る」状況なら、高額な学校や塾に通い続けて、課題を出してもらったり、いつでも質問できる環境を作っておくのがいいと思います。
でもそうじゃないなら、手っ取り早く学べるのは、ネットで探すのが一番早い。
インジケーターやMT4についても、詳しく説明してくれているサイトも増えてきたし、親切にMQL4のコードをUPしてくれてる方もいらっしゃいます。
そして何より一番大切なことは、とにかく書いてみるコト!!
最初は丸写しでもいいんです。
自分でタイピングして、自分のメタエディターにコードを書く。
そしてコンパイルしてみる!
人のコードを読むことも大切です。
mqlのコードを置いてくれてる方のをダウンロードし、コードを読んでみましょう。
そして自分が表現したい部分はここかな?という場所を写経してみるのです。
それを繰り返すことで、それまで自分になかったスキルを身に付け、表現できる幅が広がっていきます。
まとめ:MQLで出来る可能性
一般的に知られているのは、EAを作ったり、インジケーターを作ったりできるというところでしょうか?
MT4には元々50種類以上のインジケーターが標準搭載されているのですが、それを使って独自のロジックをインジ化することができます。
オリジナルのインジケーターを作る事ができるようになれば(こちらもMT4に標準搭載されているのですが)「ストラテジーテスター」というツールを使って、ご自身のロジックのバックテストをすることも可能になってきます。

またFXでは、EA(Expert Advisor:エキスパート・アドバイザー)を作って自動売買をすることもできるようになります。
- 今まで買ったインジケーターで、ここがこうなってたら最高なのになぁ
- このインジケーターの勝率を知りたい
- このロジックを使って自動売買をしたいけど、そんな都合良い物ないよなぁ・・・
- 自動売買、使ってみたいけど売ってるのって高くてムリ!
MQLが使えるようになると、こんな悩みはほぼ解消してしまいます。
トライし始めてしばらくは高い壁だと思う事が多いカモですが、それを乗り越えたらこっちのモノ。
ベースが整えばある程度のコードは書けるようになります。
あとはとにかく書いてみることと人のコードを読んでみるコト。
そしてトライ&エラーをどれだけ経験するか?
たくさんのエラー経験を蓄積させ、チャートの主導権を握ってしまいましょう!

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