現在のFRB議長はパウエル氏ですが、自身の金融商品取引問題によって解任となり新しいFRB議長が選定されるかもしれないという報道が飛び交っています。
その中で有力視されているのがブレイナード理事です。
今回はブレイナード氏の経歴とこのことが為替相場に与えるであろう影響についてフォーカスしていきます。
ホワイトハウスでの会談
ブレイナード氏とバイデン大統領がホワイトハウスで会談を行ったことは報道されています。
ブレイナード氏と大統領の会談は極めて順調に進み、約1時間半に及んだとされます。
もしもこのまま現在のパウエル氏の続投となった場合、トランプ前大統領の指名でFRB議長に就任したパウエル氏の任期は来年2月に切れることになります。
ただFRB議長は2期8年を務めるのが通例とはなっています。政治的にトランプ色を払しょくしたいと考えた場合、2月で任期満了となる可能性もあるかもしれません。
注目されるブレイナード氏ですが、金融規制などの問題においてパウエル氏よりも進歩的とみられています。
ブレイナード氏はハト派的な印象が強く、これまで以上に金融緩和政策の継続が基本線となる可能性も強まります。
為替相場としては、ドル安論者としてアベノミクスによるドル高・円安で日本にもプレッシャーをかけていた事が記憶に新しく、ドル安傾向となる可能性も秘めています。
まとめ
FRB理事長のパウエル氏もハト派として知られており、もしブレイナード氏に変更があったとしてもそれほど金融政策としては変わらない印象です。
ただ日本にとってはドル安論者として知られているだけに、政策以上にドル円相場では警戒感が出るかもしれません。
トレーダーとしてはFRB人事のニュースには市場が神経質になる可能性も強いです。
人事の件もですが、FRBの金融政策には注目度が高い時期に突入することは明白で、FRB関連のイベントはしっかりとチェックしていきたいところです。
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