ファンダメンタルズ

ポンド相場はアフターコロナを見据えて

相場の世界でもアフターコロナが強く意識される展開となってきています2020年は東京オリンピックがパンデミックの影響で延期されるなど近年では類を見ない厳しい年となりました。

しかし2021年になりコロナワクチンの効果からもアフターコロナが期待されています。そんな中で期待を集める国の一つはイギリスです。

イギリスはEU離脱という大仕事やってのけた後であり、期待を集める条件が整っている国です。

今回はイギリスポンドの行方について考察していきます。

コロナワクチン先進国のイギリス

イギリスは世界の中でも3番目にワクチン接種が進んでいるワクチン先進国でヨーロッパの中でもこの点は非常に評価されています。

ジョンソン首相は2月22日にロックダウン(都市封鎖)措置を4段階に分けて緩和していく方針を示しており、計画通りに進めば、6月21日からほぼすべてのロックダウン措置が解除されることになります。

ロックダウンが解除されれば経済活動も活発になり、制限を加えられていた分、消費という面では旺盛になるかもしれません。

金融面ではBOE会合で「マイナス金利導入には少なくとも6カ月の準備期間が必要」との見解が示され、市場では早期のマイナス金利導入観測が後退しています。

ただ市場としてはマイナス金利導入にそれほどこだわっている様子は見受けられず、むしろ回復による経済への期待感が積みあがっている印象です。

ポンド円についてはポンドが徐々に買われる流れが続いており、長期トレンドを形成しつつあります。

イギリスを取り巻く状況を考えてもそれほど懸念はなさそうです。

まとめ

ポンドが買われる展開はこれからへの期待感が主な要因です。

急落する懸念を探すとすればEU離脱に関してバッドニュースが流れた場合です。

しかしこの点についてはEUとしてもあまり望まない局面だと個人的には思います。

イギリスもEUも経済の回復を最優先させたいという思惑が強いためです。


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