現在為替市場として目立った動きとなっているのはイギリスが発行するポンドの値動きです。
イギリスは新型コロナウイルスの感染拡大によってロックダウンを繰り返していた国の一つですが、ワクチン接種によってコロナウイルス抑え込みに成功しつつあります。
今回はそんなイギリスの経済動向とポンド市場にフォーカスしていきます。
政府の経済再開が指標に表れる
ポンドは対円でも155円前半にまでポンドが買われる展開が続いています。
その理由としてはここのところのイギリス経済の堅調な回復です。
例えばイギリスの5月の失業率は6.2%と前回4月の6.4%から改善しており、雇用面でも良い傾向が見られます。
失業保険申請件数が9.26万件減となったことも強い後押しとなっています。
雇用状態が良くなることは多くの人が職に就くこと示しており、そこでの賃金が消費に回るという経済の根幹を支える部分となってきます。
そのほかにも5月のイギリス消費者物価指数の前年同月比上昇率はイングランド銀行が想定している数値を上回り1年10カ月ぶりの高水準となっています。
これは消費者の物価が上昇してきているとして市場としては好感を持っています。
イングランド銀行としてはこれからの金融正常化への道筋をつけやすくなるという見方が広まっています。
アフターコロナでどこかで金融正常化を考えなければならないタイミングであり、これらの数字は経済の順調さを示しています。
まとめ
イギリス経済の順調さは今後の主要国のモデルケースとなって行くかもしれません。
イギリスはEUを離脱して、自らの足で経済を立て直す必要がありいまのところそれが上手く行っている印象です。
アメリカでアフターコロナの経済指標の回復が市場の予想ほどではなかったことを背景に市場としてはタイミングよくイギリスの経済指標が入っていきた印象です。
トレーダーとしてはイギリス経済は今のところ堅調と見るのが一般的な見方で、これが金融正常化へどうつながっていくか注目したいところです
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