ダウやS&P500も順調に上昇を続けていましたが、1800ドルの大幅急落となりました。
それに合わせてのドル円チャートがどのように動いたのか、また今後の展望について考察していきます。
大幅下落の要因と為替相場

コロナウイルスの影響後の経済回復に期待する株価の上昇が続いていましたが、11日のニューヨーク市場では一気の大幅下落となりました。
この要因としてはコロナウイルスの第2波警戒感やFOMCでの声明が非常にハト派的な内容になったことが要因だとされています。
ほぼ全面安の展開となりましたが、特に景気敏感株は影響が大きく出ています。
こういった流れの場合はリスクオフの流れで、日経平均も大幅下落となるのが自然の考えですが、160円安程度の下落にとどまりました。
日本のコロナウイルスによる被害程度が世界的に見れば低い領域で封じ込められていることが好感されている印象です。
これには日銀による買い支えという要因もありました。
常識的には為替相場ではリスクを避けられて、円を急速に買う流れが加速しそうな局面ですが実際には1ドル107円半ばでの取引に終始してやや円安となりました。

これは今回の急落がある意味はっきりとした要因がないパニック売りのような状態でダウが下がったとみるという見方が強いためだと思われます。
そのためドル円相場に関してはあまり反応しないという冷静な動きに終始しました。
まとめ
最近の相場感としてドル円などの為替相場が動き、株式市場に影響するという流れよりも今回のように株式市場が敏感に反応して為替相場が冷静なリアクションを取るという流れが目立ちます。
特にドル円に関してはアメリカの雇用統計では反応を示しましたが、それ以降はあまり極端なトレンドという形にはなっていません。
これらのことを踏まえて個人投資家としては、大きなトレンドをつかむよりも小さなトレンドを追いかけて小さな利益を積み重ねるという戦略が有効な局面だと思われます。
それ以外にはドル円のペアだけでなく、それ以外の通貨にも注目してみるということも有効です。

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