オセアニアといえばオーストラリアとニュージーランドです
オーストラリアは新型コロナウイルスの感染拡大懸念や中国との関係性など頭の痛い問題が多いですが、ようやく光明が見えてきそうな状況になりつつあります。
今回はオーストラリアとニュージーランドの通貨動向について考察していきます。
底打ちが見えてきたオーストラリア

昨年12月のオーストラリア雇用統計では市場予想通り新規雇用者数は+5.00万人だったが、失業率は6.6%となり改善傾向が見られています。
そのため市場関係者からは、失業率はすでにピークアウトしており、年内に昨年11月から始まった量的緩和を解除するのではとの声も出ています。
オーストラリア準備銀行からのアナウンスはなされていませんが、徐々に利上げ期待が高まってきています。
隣国のニュージーランドでも利上げ期待が出てきています。
ニュージーランドはコロナショック当初から抑え込みに成功しており、オセアニアではニュージーランドからの利上げとなるのではという声も大きくなっています。

ニュージーランドは人口増加しており、経済成長も見込める国であり、経済活動の再開と共に今後の消費の回復が期待されます。
もしも利上げとなれば世界的な出口戦略の先駆けとしての役割が期待されるところです。
モデルケースとしての動きが期待されています。
まとめ
オセアニア地域は資源が豊富であり、世界的な経済回復ともに存在感を増してきそうです。
特にニュージーランドはコロナ対策で世界をリードする存在とも言えます。
またニュージーランドは酪農製品や肉類等が輸出の約6割を占める農業輸出大国であり、工業製品等を中心に輸出を行っている国と比べて景気サイクルの影響を受けにくいと考えられ、輸出においてもコロナショックからのいち早い回復が期待されています。
出口戦略に成功するようならばオーストラリアも相乗りするような形になる可能性も高いです。
今後の為替動向には注意したいオセアニア地域です。

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